問 全国の放課後児童クラブにおける待機児童数は増加の一途を辿っており、その根幹には、放課後児童支援員の不足があります。今後、必要なクラブの整備や人材の確保を着実に進め、待機児童の解消につなげるために、県としてどのように取り組むのか、伺います。
答 県では、放課後児童クラブの実施主体である市町を通して、施設の運営や整備に対する支援を行っています。また、放課後児童支援員の人材確保に向け、多くの方に認定資格研修を受講いただけるよう、研修の実施方法を集合形式からe-ラーニング形式に変更するとともに、利用ニーズが高まる夏休み前に研修を実施するなど、充実を図っています。今後も待機児童の解消に向けて、施設整備と人材確保の両面から支援に取り組んでいきます。
放課後児童クラブ
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生に対し、放課後や長期休みに適切な遊びや生活の場を与え、健全な育成を図る施設のことです。