問 能登半島では大規模地震の後に豪雨が発生したことで複合災害となって被害が拡大し、災害対応が非常に困難になりました。気象災害は激甚化、頻発化しており、南海トラフ地震が梅雨や台風と重なると大きな複合災害が起きる可能性があります。県の複合災害への備えについて伺います。
答 能登半島では地震で緩んだ地盤に大量の雨が降り注ぎ土砂災害が発生し、地震のときの3倍以上の孤立集落が発生するなど大きな被害がありました。現在の県の地域防災計画では、地震と豪雨のそれぞれの対策は定めていますが、複合災害は想定していません。災害の前後で別の災害があったときにどう対応すべきかの議論を進めており、複合災害について県の計画の中でしっかりと考えていきます。