問 高齢化や生産年齢人口の減少が進む中、ビジネスケアラーが増えており、介護離職も増加傾向です。働く人が安心して仕事と介護を両立するための、企業への支援はどのように進めていきますか。併せて、率先する立場である県自らの、職員への両立支援の取り組みについてもお聞かせください。
答 令和6年度は「三重県働き方改革推進奨励金」を創設して介護休業等の取得を促進したほか、アドバイザーによる休みやすい職場づくりのための伴走支援を進めています。令和7年度は短時間正社員制度の導入・促進のためのモデル事業を設け、国の取り組みとともに企業へ積極的に周知・啓発します。また県職員に対しては、所属長との面談等を通し、個別の実状に応じて適切な支援が受けられるよう、職場全体で支え合う職場づくりに取り組みます。
ビジネスケアラー
仕事をしながら家族等の介護を行う人のことです。