今定例会では令和6 年度決算が認定されました。小中学校体育館や母島保育施設など、子供たちのための大規模な施設が造られ、次世代の子供たちを受け入れる準備が進んでいます。一方で、子供を連れた世帯が安心して入居できる都営小笠原住宅の全面的な公募再開には至っていません。民間の住宅事情の厳しい小笠原では、居住空間の制限でご苦労をなさっているご家庭は多いことと思います。
総務委員会では、村長・議長が東京都住宅政策本部に赴き、公募再開の要望を行っていることが報告されました。公募再開への期待が否応なしに高まります。小笠原村議会としても今後の公募再開の動向を注視し、一刻も早い公募再開を求めていく必要があると考えています。
過去、多くの村民の希望であった都営小笠原住宅、この希望の火が再び灯る事を願っています。
平野 悠介