12年間の議員生活の中で初めての請願書が提出、受理され最も多い傍聴人が来た。それが6月の定例会2日目の総務委員会だった。ほとんどの場合、傍聴席は無人の事が多いのだが、さすがに多くの傍聴人がいると議会の中に緊張感が生まれる。こんな雰囲気に包まれ審議が始まった。請願の内容は「文献調査段階では小笠原村が電源交付金を受け取らないことを求める」ものであった。
島民による直筆請願署名者は264名、全国のオンラインで行った署名者は6月24日時点で7000名を超えていた。
結果は3対4で不採択となった。
今後も南鳥島の文献調査については、総務委員会で議論される。今回の文献調査の問題は国レベルの案件であるが地方議会の重要性が再認識され多くのメディアも取材に来ていた。いずれにしても高レベル放射性廃棄物処分の問題は次世代に禍根を残す事なく、より安全な場所と方法を模索していただきたい。それには村長の要望にもあったようにより多くの有望な場所を指名、その中で最も安全な場所を選定する事が今の時点で最良の方法なのだろう。村長の5つの条件が確かなものになるまで、電源交付金の使用を控えてもいいのではないか。
清水 良一