title>一般質問 - 木曽町議会だより79
問 今後の町民の高齢者福祉施設の需要はどのようになっていくか。また需要に応えられるか。
保健福祉課長 介護施設サービス、居宅サービスともに10年間はおおむね現行の数で推移し、その後減少する見込み。施設サービスの利用数は確保できている。
問 今後の木曽圏域の高齢者福祉施設のあり方についての考えは。
町長 松塩筑木曽老人福祉施設組合については、採算が取れない、特に木曽地域は何年も人材が確保できていない、他地域からの異動も嫌がられる、嘱託医の確保が非常に難しいといった状況がある。また、既存施設の負担分を大きな市が負担する必要があるのか、組合議会からかなり強く意見されていると聞いている。
町内でも人材確保困難を理由に民間施設の廃業・休業がある。
ただ、この先10年位は現状の施設は確保していくべきだろうと思うので、公の部分の維持について全力でサポートしていければと思っている。
問 大桑村、木祖村のように危険木(危険な支障木)除去に支援してはどうか。
建設農林課長 町全体で補助金制度を見直しており、新たな補助制度創設は難しい。ただ、有害鳥獣を誘引するカキ、クルミ等の除去については全国の自治体の事例の調査等の中で検討できればと考えている。
問 町民が除去した木が、薪等として他の町民へ渡るような仕組みを検討してはどうか。
建設農林課長 住民が自ら伐採したり、伐採を検討したりする中で、伐採後の木材を運ぶ場所がない等の場合には、木質バイオマス事業協同組合に連絡・相談いただきたい。