町の現状と課題をよく知る
議会改革が全国で取り組まれている中、議会モニターのなり手は不足していると聞く。また、モニター会議においても一方的な批判や要望を述べるのみとなりがちで、中には全く的外れな質問や提案に終始する状況が少なくないという。
これは「陳情しっぱなし」で、真の課題がなにかという住民の理解不足も否めないと思う。そのためには先ず町の現状と課題をさまざまな立場から「よく見て知る」ことから始めることが肝要と感じている。
地方に人が住み続けることは国土保全の上でも重要。行政(首長)や立法(議会)が作りたい町の姿と、住民が作りたい町の姿に乖離が生じているのではないか。議会に限らずさまざまな団体組織において、今見直しが急務である。
議会のあり方を問うドキュメンタリー映画『はりぼて』を観たことも応募動機の主たるもの。