編集後記

 令和7年度予算が可決した。終戦80周年の節目です。様々な追悼式が執り行われます。一人でも多くの村民の方々に献花を捧げていただきたいと願っています。「不戦と恒久平和」を祈りたいと思います。また、長崎の嶋谷市左衛門が小笠原諸島を巡検してから350年の節目の年でもあります。小笠原諸島が日本領有になる根拠となり、顕彰碑の建立等も執り行われる予定。大きな事業が展開されます。
 全国規模で少子高齢化の波が大波になり、その影響は様々な職業で人材不足となっている。仕事も終身雇用の時代ではない。給与が高額になる一因にもなり、数年でやめる方も増えている。特に公務員の技術職の成り手不足が深刻。村でも頑張って募集をしているが中々見つからないとのこと。役場の職員が不足すると村民生活に支障をきたす。
 4月からの民間企業の大卒の初任給が30万~40万に跳ね上がっている。警察なども30万になる。その格差も大きい。技術職不足が深刻化している。島で仕事をしないか多くの方に声掛けしている。人生100年時代。超高齢社会にならないように、若い世代が安心安全に住める島にしたいのでご協力をお願いします。
安藤重行
議会だより編集委員