問　緊急時に小笠原の司令塔は村長となっているが、自衛隊、警察などが村長の指示のもとに行動できる体制になっているか。

答　各機関が責任をもって指揮することになっている。機関相互の調整を行ったうえで村は村長が指揮する。消防は村長の指揮下に。

問　自衛隊に支援を期待しているか。

答　分遣隊敷地は海抜の低いところにあるので浸水被害を受ける想定でいる。そのうえで可能な限りの人的、物的支援をお願いしたい。

問　自衛隊の主たる任務は災害派遣ではなく国防にある。誇りをもって働いていただくためには明確な位置づけが必要。

答　昨今議論されている憲法改正などの中で、国がきちんと整理すべきだ。

問　小笠原村では波乗りを楽しむ人たちがいる。オリンピックで注目されるようになったが村ではどのような位置づけなのか。

答　波が立つタイミング、海底がサンゴや岩場であること等、諸事情から大きな広がりを見せていない。観光資源にはならないと思う。

問　波乗りは若者の定着につながるか。波乗りでケガをした人を見てきたが、注意喚起の方策は。

答　定住の理由のひとつにはなると思うが動機は様々であると考える。パンフレットなどでの紹介は考えていない。