稲垣勇

稲垣 勇

母島のシロアリの現状と今後の対策について伺う
環境課長…北部で8万頭の捕獲あり。
集落内での確認は非常に憂慮すべき。
群飛調査の強化を図って行く。
稲垣勇議員ページ 画像
母島の集落にイエシロアリを入れないぞ!

 母島のイエシロアリの現状と、今年度のシロアリ対策事業における群飛調査や対策について伺う。

 母島北部の夜間調査については、今年度5月22日から6月15日間の結果、調査期間を昨年度より15日間延長したことにより、約8万8千頭捕獲。今年度は新夕日ヶ丘で100頭近く捕獲があった。集落付近、蝙蝠谷農業団地、静沢、元地集落内、乳房ダムや中ノ平草木置場まで43箇所ライトトラップを設置し、39日間群飛調査した。合計で441頭の捕獲があった。集落内確認は非常に憂慮すべき事態である。集落内対策強化の必要性を感じている。

 集落で2年ぶりにイエシロアリの捕獲は非常に心配している。引き続き対策の強化を、来年度の母島のシロアリ対策事業の方針は。

 群飛調査の強化を図って行く、新型トラップの設置ライン数を増し効率的な営巣探査対策を進めていく。薬剤の使用範囲を拡大し、代替薬剤の土壌残留濃度調査、マイマイへの影響調査を目的に広域分布種であるマイマイへの暴露試験について実施予定としている。

 母島の復興が始まった当時より、イエシロアリは持ち込まない、持ち込ませない事で来たのが、今や集落近くまで飛来して来ている。強力な対策を要望して行きます。