問 母島には入所施設がない。内地と事情も環境も違うので、島独自の仕組みが必要。母島の地域力を活かし、検討できる仕組みづくりは?守秘義務も搬送時など弊害あり。情報共有の範囲を事前確認できないか?
答 包括支援センターと協力、調整していきたい。守秘義務は本人の意思を尊重した対応をしていきたい。
問 役場の中堅職員の退職が続いている。人が足りないと、頑張ってくれている職員の疲弊→退職に繋がる。4月採用後の欠員、課題、対策は?
答 9名欠員。行政サービスに支障ないよう早急な補充が必要。採用は条件を工夫して実施している。若手にアンケートを実施、育成、離職防止のために工夫していく。
問 世界遺産登録後、自然向け教育は多いが、歴史文化は少ない。生活インフラも内地の内容が多く、島の実情を教員も知らない。小学校、中学校の副読本は情報が古い。改定できないか?母島は子供が減る見込み。島留学などは?島出身を応援する仕組みは?
答 副読本は昭和に作られ、平成6年改定から時間が経っている。学校現場のニーズも捉えながら判断していく。島留学は意見を受け止める。奨学金は島に戻って10年で返済不要になる仕組みがある。