議会広報特別委員会報告
読まれる広報紙目指して
編集方針を策定

改善点は町民登場と議会の視点

 今年に入ってからコロナ感染者数も減少しており、議会研修も少しずつ行われるようになった。1月24日には松本市で長野県町村議会広報研修会が行われ、4名が参加。また、2月14日には東京で町村議会広報クリニックが開催され、4名参加し指導を受けた。
 このうち広報クリニックではグラフィックデザイナーの長岡光弘先生から写真やレイアウト、見出し、記事の内容などについて具体的に指導いただいた。ページごとに良い点は青字でグッド、改善すべき点は赤字でアドバイスとペンが入り、詳しい内容の記載があった。改善点は、町民にもっと紙面に登場していただくことや各施策について議会としての考え方「議会の視点」を載せることなど。今後、これらの改善に努めさらに読まれる紙面づくりを目指したいと考えている。
広報クリニックで編集の意図などを説明する大目委員長
広報クリニックで
編集の意図などを説明する大目委員長

広報クリニックに参加した広報委員会メンバー
広報クリニックに参加した広報委員会メンバー
(手前から下島、原田、藤田の各議員)
研修会の指導受け
3つの基本方針
 広報研修会では以前から議会だよりの編集方針の必要性について指摘されていたが今年3月、ようやく策定することができた。どんなに素晴らしい広報紙を作っても読んでもらえなければ意味がない。そこで読まれる広報紙を目指して、編集方針を定めた。基本方針の3つの柱は次の通り。
1.読みやすい紙面づくり
  • 横文字や行政(議会)用語は極力避け、使用する場合は注釈で補うなど読みやすい、分かりやすい紙面づくりを行う。
2.町民参加の紙面づくり
  • 「町民の声」や「議会傍聴記」「議会モニターの声」などを通じて、なるべく多くの町民に登場してもらい、町民参加の紙面づくりを目指す。
  • 常に議会としての考え方「議会の視点」を伝えるように心掛ける。
3.見出しで分かる紙面づくり
  • 15文字以内でインパクトのある見出しをつけて読者を引きつける。

人にやさしいUDフォント

 『きそまち議会だより』は、人にやさしいUD(ユニバーサルデザイン)フォントを使用しています。
 UDフォントとは、一般の人はもちろん、お年寄りや障がい者の方など多くの人に分かりやすく、読みやすいように工夫された文字のことです。
 木曽町議会では、議会だより第38号(平成27年4月24日発行)から使用しています。
ゴシックの場合
1文字分のスペースを最大限に使い、字の空白部分は広く
・1文字分のスペースを最大限に使い、字の空白部分は広く。
毛筆のような曲線をなくしてシンプルに
・毛筆のような曲線をなくしてシンプルに