木曽町議会は3月会議初日の9日、「ウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に関する」議員発議の決議を全会一致で可決した。
「ロシアによる軍事侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないという国際秩序の根幹を揺るがすものであり、国際法の重大な違反」とした上で「最悪の手段を行使したロシアの暴挙は断じて容認できない」と厳しく非難。「自国の平和と安定を望むウクライナの主権と国民の思いは尊重されるべきで、即時撤退と速やかな平和の実現を強く求める」とした。
ロシアの軍事侵攻によって、ウクライナでは子どもや女性など民間人にも被害が及び、多くの国民が極めて危険で厳しい生活を余儀なくされている。
そこで議会と町ではウクライナ国民を少しでも支援しようと3月15日、役場内に募金箱を設置し協力を求めた。集められたお金は日本赤十字社を通じてウクライナの人道支援に充てられる。