問 高校魅力化のための支援も行っているようだが、年々高校の内地進学者が増え、人口流出の要因の一つになっている。定員割れをしているのであれば村を上げて全国から入学者を募ることは、当村の関係人口を増やすことになる。島留学検討をお願いする。
答 小笠原高校の運営に支障はないので当面の間、島外生徒受け入れはしない。
問 こどもの頃のキャンプ体験は、忘れがたい思い出の一つ、故郷での楽しい思い出が将来、帰島の大きなモチベーションになるのではないか?教育を目的としたキャンプ活動の状況は?キャンプ活動の意義や効果は?
答 母島の小学生は平成22年度、中学生は令和元年度、高校は平成29年度を最後に実施されていない、現在小笠原小5年生だけが実施。協力することの大切さ、コミュニケーション能力、生きる力、精神力を育てる。効果は絶大。しかし指導をできる教員数の減少、教員の働き方改革による労働時間の精査等によりキャンプ体験が減っている。
問 地元に根差したキャンプ等の体験学習をサポートする団体が必要。その育成のため教育や防災を目的としたキャンプの申請に対して柔軟な対応をお願いしたい。
答 社会教育に合致したものであれば許可を判断していく。村は率先しては行わない。