問 部位別ガン死亡で男性では肺ガンに次いで大腸ガンが2位、女性では大腸ガンが1位になっている。その要因は。
答 罹患率が高いこと、ガン検診である便潜血検査の受検率が低いことなどが要因と言われている。
問 受検率の低さの最大の要因は本人に自覚症状が全くないこと。症状が出てから医療機関に行くとガンが進行しているケースが多い。便潜血検査を受けている人は受けていない人に比べて死亡率が70%低下すると言われており、この検査はとても大切だ。村では便潜血検査は申し込めば検査できるのか。
答 事前の予約が必要だが、検査を受ける事ができる。
問 検診、検査の大切さを実感しているが、早期発見につながる村民への案内は。
私個人の失敗を申せば自分の健康に自信を持ちすぎていたこと。ガンは誰でもなり得るという認識が必要。便潜血検査を決して軽く見ず、必ず受ける事。住民健診の結果説明会を利用し、ガンの早期発見に注力を。
答 11月の住民健診時にガン検診を実施している。子宮頸ガン検診は産婦人科専門診療時に島内において予約制での受診が可能。ウォーキングなどの運動習慣は腸内を健康に保ち大腸ガンのリスク低下が期待できる。