議会改革の取り組み


 交野市議会では、議会DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいます。
 7月には、先進的な取り組みをされている茨城県取手市議会と埼玉県久喜市議会の視察を行いました。取手市議会では、オンライン技術を始めとした多くのICTを活用した議会運営についてご紹介いただきました。久喜市議会では、電子採決システムの導入について主にご説明いただきました。今後の改革の参考となるだけでなく、議会全体のDXに向けた意識醸成にも役立ちました。
 10月に開催した第3回議会定例会では、委員会(議会運営委員会、常任委員会等)のオンライン開催を可能とする条例・規則の改正案を可決しました。交野市議会では、すでに全員協議会をオンラインにて開催した実績がありますが、委員会は議案審議を伴うため、より疑義の生じない運営が求められています。そのため、基本は委員会室に集まることとし、重大な感染症のまん延や災害等の場合にのみ、オンラインによる方法を活用できることとしました。また、オンラインでの出席者は、表決や正副委員長の互選には加われないこととし、質疑や討論のみ参加できることとしました。なお、オンライン開催の条件や参加できる場面については、今後ブラッシュアップしていくことも検討しています。


久喜市議会視察の様子久喜市議会視察の様子