令和元年度一般会計決算を認定しました!


<決算の認定とは?>

 一会計年度の歳入歳出予算の執行実績である決算について、その内容を審査した上で、収入・支出が適法かつ正当に行われたかどうか確認すること。
 交野市議会では、より慎重に審査できるよう閉会中に委員会を開催して審議した上で、本会議にて認定可否を採決しています。


<本会議(11月27日)での反対・賛成討論の内容>

決算の認定に反対

 令和元年度の市政運営は、全体として多くのことが結論ありきで進められ、適切な情報提供や説明責任を果たし、市民との丁寧な合意形成を図っていくという民主的な自治体運営が十分に行われておらず、計画実施を押し切っていく姿が幾度も見られたことは残念でならない。具体的には、公立あまだのみや幼児園の民営化、魅力ある学校づくり事業の基本方針・基本計画、税の差押え、庁舎整備基本構想、ゆうゆうバスの廃止に課題があると考え、反対する。


決算の認定に賛成

 依然として厳しい財政状況が続く中、市民サービス、福祉、教育において一定の向上や改善が見られ、予算が適正に執行されたことを確認した。災害対応、感染症対応、庁舎整備、小中一貫校建設といった課題への取組については、市民周知、説明等をしっかり行っていただき、引き続き公正公平で持続可能な行政運営に徹することを要望し、賛成する。

 評価される事業等もあった一方で、契約関係、公共施設等のマネジメント、財政運営などの課題等も浮き彫りにされた。再度、令和元年度の決算を審査・精査・検討して、令和3年度一般会計予算に反映していくようお願いして、賛成する。


<採決の結果>

賛成11対反対3(議長除く)で賛成多数により認定
(賛否の状況は、2ページ参照)


委員会での決算審査の様子委員会での決算審査の様子