問 11月に村主催のオガヒワ平島視察会に参加し、1羽が観察でき、参加者も喜んでいた。保護のためのネズミ対策について伺う。
答 令和4年から平島でドブネズミ対策に着手。殺鼠剤の手巻き散布を実施。ベイトステーションを設置し、センサーカメラでのモニタリングでは10月までネズミの撮影は確認されていない。本事業は、環境省へモニタリングを移管した。東京都は、向島と姪島でもベイトステーションの設置、モニタリングを行っている。モニタリングの結果、低密度が維持されている。
問 今年の繁殖状況と個体数はどの位なのか。
答 センサーカメラ調査から個体数は回復傾向。他の属島全てで幼鳥が確認され、繁殖は良好。これはネズミ対策の効果と考える。現在は成鳥数100個体と推定。2026年の目標300個体としているが、気象害の発生等、予測不能なども考慮すると、保全策は加速が必要。
問 オガヒワの人工繁殖も取り組んでいるが、その状況はどうなっているのか?
答 都は2012年から父島の施設で捕獲個体の繁殖飼育を試み、2025年春から上野動物園、島内NPO団体でも取り組んだ結果、各施設計6羽の巣立ちに成功。村として村管理地の貸与等、協力していきたい。