平成28年度 決算の概要


実質収支は黒字も厳しい財政状況

 今定例会では、平成28年度の市各会計(一般会計、10特別会計及び5公営企業会計)決算の報告を受けました。
 一般会計では、歳入が、基金からの繰入金の増加等により自主財源が増加したものの、地方交付税や地方消費税交付等の減少により約9億9800万円の減収となり、歳出が、扶助費、公債費等で義務的経費が増加した一方、物件費等のその他の経費が減少した結果、約3億3500万円の増加となり、実質収支額で7億5390万6千円の黒字となりました。
 しかし、経常収支比率が100%を超え、財政の硬直化が顕著になるとともに、歳入の自主財源の比率は50%を割っており、依然として財政の安定化には厳しい状況となっています。
 また、特別会計のうち、住宅新築資金等貸付金特別会計と針テラス事業特別会計が赤字決算になりました。
 公営企業会計では、都祁水道事業会計、月ヶ瀬簡易水道事業会計、下水道事業会計及び病院事業会計の4会計において収益的収支で純損失が発生しました。


一般会計・特別会計
会計別/区分 歳入決算額 歳出決算額 形式収支額 翌年度に繰り越すべき財源 実質収支額
一般会計 126,761,399 125,695,911 1,065,488 92,416 973,072
特別会計 77,481,973 77,698,819 △216,846 2,320 △219,166
合計 204,243,372 203,394,730 848,642 94,736 753,906
公営企業会計
会計別/区分 総収益 総費用 当年度純利益(△は損失)
水道事業会計 8,459,192 7,250,854 1,208,338
都祁水道事業会計 420,226 497,782 △77,556
月ヶ瀬簡易水道事業会計 138,531 145,189 △6,658
下水道事業会計 7,065,271 7,545,543 △480,272
病院事業会計 635,392 832,098 △196,706
財務分析
区分 28年度 27年度 26年度 25年度 24年度
財政力指数(3カ年平均) 0.758 0.750 0.743 0.744 0.745
経常収支比率(%) 100.9 97.0 99.0 97.5 97.6
公債費比率(%) 17.6 17.6 17.3 17.6 16.5
財政力指数……地方自治体の財政上の能力を示す指数。大きいほど財政力が強く、1を超えると普通交付税の不交付団体となる。
経常収支比率…財政構造における弾力性を判断するために用いるもの。都市部においては70~80%の間にあることが望ましいとされている。
公債費比率……地方債の償還及び利子の支払いに要する経費の総額が一般財源に占める割合。一般的には10%を超えないことが望ましいとされている。