高校生が議員体験!みえ高校生県議会(8月19日開催)

 8月19日、三重県議会議事堂で「みえ高校生県議会」を開催しました。この取り組みは、広聴広報活動の一環として、高校生に議会活動を体験してもらうことで議会に対する関心を高めてもらうとともに、高校生の意見を直接聴くことで議会での議論に反映していくことを目的に行っています。

高校生の質問 <画像をフルサイズで見る>
 平成26年の初開催から2回目となる今回は、県内16校から52人の高校生が参加しました。
 高校生県議会は本会議さながらの形式で行われ、4人の高校生が交替で議長として進行役を務め、高校生が県政に対する質問を行い、県議会議員(常任・特別委員長)が答えました。
 高校生議員たちは、学校で実施したアンケート調査の資料をパネルで提示するなどしながら、「聴覚障がい者を取り巻く環境について」「学校の安全確保について」等さまざまな分野の質問や提案を行いました。
 質問や提案の内容は、高校生の若者らしい視点でとらえ、考えられた、県政の発展に重要なご意見ばかりでした。
 今後は、いただいたご意見も取り入れながら、議会での議論をさらに充実させ、県民福祉の向上につなげていきたいと考えています。
 高校生県議会は、本会議と同様に公開で行い、当日は傍聴やインターネットによる生中継などで多くの方にご覧いただきました。また、録画中継を三重県議会ホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。なお、今回新たな取り組みとして、手話通訳付きの録画中継も配信しています。

●みえ高校生県議会録画中継(手話通訳付きはこちら)
(動画をホームページで見る)

<参加した高校生の感想>
○議員の方の考えなどをたくさん聞けて、貴重な経験になりました。
○色々な立場の高校生と意見を共有することができてとても良かったです。
○とても楽しかったです。また参加したいと思いました。

高校生県議会集合写真 <画像をフルサイズで見る>

参加校および質問項目(質問順)
学校名質問項目
聾学校聴覚障がい者を取り巻く環境について
学法津田学園高等学校三重県のPR活動に関して
四日市南高等学校三重の高校生の英語力(コミュニケーション力)向上について
神戸高等学校奨学金制度について
桑名高等学校看護師の人材確保について
いなべ総合学園高等学校県民に向けた介護サービス等の情報発信のあり方について
津高等学校将来の三重県を担う青少年の育成について
高田高等学校三重の高校生サミット定期開催の提案
川越高等学校学校の安全確保について
暁高等学校「伊勢志摩サミット」後のグローバル化について
東紀州くろしお学園東紀州地域における雇用促進について
津東高等学校通学路の危険性について
木本高等学校東紀州の活性化について
セントヨゼフ女子学園高等学校三重県における待機児童問題の現状について
名張西高等学校伊賀地区の観光政策について
三重高等学校交流人口の増加による地域活性化