
問 定年前に退職する職員が増えている。採用条件等を見直して職員不足を補う考えは。
市長 人材の流動化が進んでおり、この機会に職務経験者採用に積極的に取り組む必要がある。また、令和7年度から、新規採用職員の初任給の引き上げやフレックスタイム制の導入などを実施しており、今後とも働きやすい魅力的な職場づくりを目指す。
問 万博を契機とした、本市への観光客誘致の取り組みは。
市長 観光インフラの整備やキャンペーンなどの情報発信に努めている。万博で生まれた奈良への追い風を一過性で終わらせることなく、国内外の観光客に奈良の魅力を体験いただけるように、今後も一層取り組みを進めたい。
問 新クリーンセンターについて、策定委員会から示された3つの候補地をどのように評価しているのか。
市長 最終的には総合評価点によって七条町地区、北之庄町地区、大和田町地区の順に評価されたものと認識している。当該3候補地は、いずれも広域化の合同勉強会に参加していた隣接自治体に地理的にも近く、将来の広域化の可能性も秘めた候補地であると考えている。今後、候補地について新たな提案があれば、その点も含めて検討したい。丁寧に議論を重ね、市と議会の双方が、納得した上で候補地を決めていくことが重要であると考えている。