新世の会
内藤 智司
内藤 智司議員


録画映像配信

任期中に提出された請願
市長の受け止めは

 請願は、憲法で保障された国民の権利の一つで、議会に提出することにより住民の意見を反映させるための手段である。任期中に提出された請願を通じて、市長の政治姿勢を総括する。
 クリーンセンター建設に関する請願5件、飛鳥公民館の廃止に反対する請願1件、総合福祉センターの廃止に反対する請願1件、若草中学校区における学校規模適正化に関する請願5件に対するそれぞれの受け止めを問う。

市長 クリーンセンター建設に関する請願5件のうち4件は、歴史的景観や文化財への影響、浸水想定区域内に位置することや立地条件について反対意見が示されている。候補地選定の在り方、方法について策定委員会に諮り、請願にあった意見も反映した答申があったところである。1件は現工場の移転についてであり、これらの早期実現に向けて候補地選定を進めている。
 飛鳥公民館については、公民館業務とふれあい会館業務の連携を検討するに当たり様々な声を聞き、廃止案を撤回することとした。
 総合福祉センターは、本館機能を地域に分散する案を考えていたが、意見交換の中で施設の存続を求める声が強いことを改めて認識したため、当初案を撤回した。
 鼓阪小と佐保小の統合については、賛成反対両方の請願が提出されている。保護者や地域の協力を得ながら、新しい学校が地域に根差したよりよい学校となるよう取り組む。