予算決算委員会
この定例会では、人事案件を除く令和7年度一般会計予算等の46件を予算決算委員会に付託しました。
委員会は3月10日に資料を要求し、13日・14日・17日・18日・19日に5つの分科会で審査を行い、25日に各分科会委員長の報告を受けた後、総括質疑を行いました。
総括質疑の後、委員より7年度一般会計予算に対して組み替え動議1件、修正案2件がそれぞれ提出され、採決の結果、これらの3件と7年度一般会計予算の原案、公共交通基本条例の制定についての5件は否決すべきものと決しました。
外44件については、原案どおり可決または同意すべきものと決しました。
各分科会での主な質疑項目、意見は次のとおりです。
ここでは、質疑のあった項目、意見のみ記載します。詳しくは市議会ホームページの録画中継等でご確認ください。
総務分科会
- 6年度人事院勧告の人事政策や職員採用への影響
- 6年度の法律相談実績や内容と7年度の相談時間拡大
- 若者の投票率低下対策としての選挙パスポート導入
- 地方交付税措置対象事業への着実な予算措置
- 土木技術職員の安定的な確保と確実な採用への認識
- プレミアム付商品券発行に係る財政調整基金取り崩し
- 新規採用職員向けの奨学金返還支援制度
- 防犯カメラの新規設置場所
- フレックスタイム制の導入に伴う職員体制への配慮
- 災害時特別行政相談窓口開設の検討
観光文教分科会
- 小中学校体育館への空調設置と学校施設長寿命化計画
- 学校司書の配置に向けた図書館との協議内容
- 奈良の鹿保護育成事業負担金の増額理由
- 移動図書館の運行に係る経費が増額されている理由
- 移住・就業・起業支援事業の目的と効果
- 特別支援教育サポートツールの導入目的と効果及び教員の資質向上への取り組み
- 不登校児童生徒への多様な学びと従来の学びの支援
- 景観まちづくりに関して地域との連携やにぎわいに資する取り組みを行う考え
- プレミアム付商品券発行事業の財源
- サマルカンド特別交流展の事業計画
- 栄養摂取基準に加えバランスを考えた給食の提供体制
- 特別支援教育サポートツールによる子ども支援の充実
- 都祁・月ヶ瀬での有害獣防除施設設置補助率引き上げ
- 関連議案が否決されても佐保・鼓阪小学校の統合再編を進めるのか
厚生消防分科会
- 総合福祉センターの運営管理に係る委託料の減額理由
- 社会福祉協議会の指定管理期間を10年間とする意図
- 7年度の医療的ケア児への横断的で継続的な支援体制
- 新年度の里親委託などの取り組みとその必要性の認識
- こども誰でも通園制度
- 市立奈良病院LED化に係る今後の予定や進め方
- 消防指令システムの入札不調による既存機器の保守期間延長対応
- 頻繁に行われる非常招集における救急隊増隊への考え
- 社会での高齢者の活躍に向けた市の方針
- 海外旅行客の医療提供体制
- 滞納保険料の徴収よりも支払えない方に寄り添うべき
- 福祉タクシー券の追加発行
- 市独自の保育料無償化等による2歳児までの負担軽減と副食費補助の負担軽減
- こども誰でも通園制度の利用料を有料化する理由
市民環境分科会
- 西部生涯スポーツセンター屋内温水プール教室の減少
- ロートフィールド奈良への大型ビジョン設置の予算化
- 地域自治協議会設立の現状と新規設立の見通し
- 公用車の車検切れ再発防止
- Local Coop大和高原の7年度の役員体制
- なら100年会館改修の想定スケジュール
- 自治会等の交付金の公平性
- グリーンサポート制度登録団体の活動縮小や廃止
- 草木や給食残渣の堆肥化事業の直営化による効果
- 新斎苑住民訴訟の弁護士費用が7年度予算に計上されていない理由
- ジェンダー平等推進のためのワークショップの開催
- ならやま温水プールにおける代替事業
- 女性問題相談員は7年度も会計年度任用職員3名のままなのか
- 生ごみ処理機器購入費助成
建設企業分科会
- 下水道の損傷による道路陥没の現状と今後の対策
- 9年度予算における佐保小学校校舎解体工事費
- 協議再開に向けた大和西大寺駅周辺のまちづくりにおける7年度の実施計画
- 危険木等伐採と従来からの公園の維持管理との相違点
- パークアンドライド駐車場の運行計画と時期
- 平松地区まちづくり推進事業の現状と今後
- 道路維持管理業務を含めた包括的な業務委託の可否
- 公共交通基本条例の制定に当たりパブリックコメントをしなかった理由
- 近鉄新大宮駅北側駅前広場の整備に係る予算
- 急傾斜地崩壊対策の負担金
- 新大宮第1号踏切周辺の視覚障害者誘導ブロック整備
- あやめ新橋かけ替え工事における仮設計画と安全対策
- 佐保小学校校舎建設工事の総工事費について
- 児童・生徒が居ながらの工事による騒音や粉じん対策