
問 大規模災害発生時に被災者へ福祉サービスを提供するには、被災地外からの支援の調整が非常に重要です。南海トラフ地震に備えて、被災者支援を円滑にするための民間主導の災害福祉の専門機関として調整を担う災害福祉支援センターの設置が必要だと考えますが、いかがですか。
答 災害福祉支援センターは、12の県社会福祉協議会で設置されており、県ごとにその機能や役割はさまざまですが、幅広い活動に対応できる専門性の高い人材の確保等が課題です。県内の関係団体が参画する「災害時における福祉支援ネットワーク協議会」でこれまで進めてきた取り組みの課題を整理するとともに、他県のセンター運営状況を調査し、関係団体と意見交換をしながら、本県の地域特性に合った福祉支援体制の在り方を検討します。