
問 道路陥没は全国で年間約10,000 件発生しており、その内、都道府県管理道路は約1,000 件です。陥没を未然に防ぐためには、見えない道路の下の状況を調査する必要があります。県管理道路について、特に重要な幹線道路では路面下空洞調査を実施すべきと考えますがいかがですか。
答 県では、これまで日常のパトロール等を通じて、道路の損傷の把握に努めており、路面下空洞調査は実施していません。しかし、埼玉県八潮市の大規模な陥没事故を受け、調査の必要性が高まっていると認識しています。県管理道路の総延長は約3,400kmあり、予算の制約から全ての県管理道路を調査することは困難ですが、交通量、埋設管の有無、緊急輸送道路であるか等の観点から優先区間を選定した上で、試行的に調査を実施していきます。
路面下空洞調査
専用の探査車両等を用いて、道路下の空洞の有無を把握し、道路陥没の未然防止につなげる調査です。