日沖 正信議員

日沖 正信ひおき まさのぶ 議員

新政みえ
いなべ市・員弁郡選出
治山事業の取り組みについて

 治山事業には、森林の維持・造成を通じて山地災害から県民の生命や財産を守る重要な役割があり、近年の豪雨等の異常気象に対応するため、新たな整備に加え、老朽化対策など計画的な整備が必要です。山地災害の発生リスクが高まる中、治山事業をどのように進めていくのか伺います。

 県では、市町の要望を踏まえ、優先度や緊急性を考慮して計画的に治山事業を進めており、県内の山地災害危険地区での整備着手率は、令和6年度末時点で54.3%です。年々増加する事業要望や物価高騰等による事業費の増加に対応するため、国の事業等を活用し、予算確保に努めるとともに、コスト縮減に繋がる新工法や新技術の導入に取り組むほか、みえ森と緑の県民税等も活用し、山地災害を防止するための総合的な治山事業を進めます。


その他の質問事項
○観光振興対策について
○消費生活相談について ほか

用語解説

山地災害危険地区
 林野庁が定める調査要領に基づき、土砂崩れや渓流からの土砂流出等の危険性が高いと考えられる箇所のうち、人家・公共施設など保全対象への影響が大きい地区を選定したものです。


(動画をホームページで見る)