
問 県では県内各地の米を使った特色ある酒が造られ、国内外で高い評価を得ています。しかし、酒造好適米は主食用米と比べて単位収量が低く、生産も難しい米です。主食用米の価格が上昇する中、県内の酒造業の継続に向けた酒造好適米の安定供給について、県の所見を伺います。
答 県では、国が令和8年度予算で要求している酒造好適米の生産者への支援の活用とともに、技術指導等による収穫量と品質の向上を図り、作付けの継続につなげます。また、三重県酒造組合とともに、単位収量が多い普及価格帯向けと、高級酒向けの2つの新品種の育成を進めており、それぞれ令和11年度と13年度での品種登録出願を目指しています。今後も関係機関と連携し、酒造好適米の安定供給体制の構築に向けた取り組みを進めます。