今井 智広

今井 智広

公明党
津市選出
地域がん登録の有効活用を

 三重県では平成23年から地域がん登録がスタートしました。本年からは国際基準を満たしたデータがとりまとめられるようになり、県内のがん罹患の現状を正確に把握できる体制が整いつつあります。しかし、地域がん登録から得たさまざまな情報の利用方法等は、まだ明確に定められていません。この貴重な情報をどのように有効活用していくのか、聞かせてください。

 地域がん登録でとりまとめた報告書は、三重県のがん統計情報として、病院や市町等に情報提供するなどしており、地域の実情に応じたがん予防・早期発見の取り組みに活用されています。また、地域がん登録で得たこれらの情報の活用については、個人情報の保護に配慮しつつ、国の動向を注視しながら早期に定めるよう検討を進めます。


用語解説

三重県地域がん登録

 県内において新たに「がん」と診断された患者の状況について、罹患(りかん)状況・治療の内容・治癒(ちゆ)または死亡に関する情報等を収集し、データを分析することで、がんの予防や医療の向上につなげるために平成23年度から始めた事業です。


その他の質問事項
○河川堆積土砂の発生を抑制する森林整備について
○海を活用した観光振興について

(動画をホームページで見る)