日本共産党

中上さち子

皿海 ふみ

藤田 茉里

第一中学校区の「学校再配置」について ほか

 教育審議会で配布された学校配置案評価表では第一中学校・交野小・長宝寺小学校を統合した施設一体型小中一貫校が一番高い評価であったが市の考えは。

 「適正な学校規模」などの項目を数値化し評価。目安だが確定はしていない。

意見 配置案は、一体型小中一貫校敷地として旧給食センター跡地の活用案に高い配点。統合ありきである。

第一中学校第一中学校

学校配置は住民と議論必要

 長宝寺小(7学級)の小規模がなぜ適正でないかの検証は行われていない。では小規模校の子どもの教育権保障のために市はどのような施策を講じてきたのか。

 教員1名と学校支援員の派遣数を増やしている。

意見 長宝寺小では学習水準の向上や子どもへの丁寧な対応が図られたと聞く、小規模校のデメリットは解消できる。学校の配置は、まちづくりにも関わることなので、保護者や住民とじっくり議論すべきである。


公共施設の再配置計画について

 11月末に公表された公共施設の再配置計画(素案)は、市役所の移転建て替えや、青年の家の建物廃止・機能の複合化など市民生活に大きく関わる内容である。公表後すぐに1ヶ月間のパブリックコメントを行い、今年度中に計画策定する日程は、市民の意見を聞く期間としてあまりにも不十分ではないか。

 市のパブリックコメント制度に基づき基準の期間を設け、内容を考慮して説明会も2回開催した。

 最低限、青年の家等の利用者の声は聞いているのか。

 実施中のパブリックコメントで、利用者の意見等を含めてお聞きしたい。

意見 まず、利用者の声を聞いたうえで、計画の策定を行うべきである。青年の家は、長寿命化改修・エレベータ設置を行い、施設を継続することも十分検討すべきである。


公立あまだのみや園民営化について

意見 民営化基本方針パブコメは360人の意見があり、方針に反対や説明不十分の声が多数だ。民営化ありきの強引な手法を改め市民の理解を得る必要がある。

 基本方針では民間移行園は公立同様の障がい児童受け入れ必須とあるが対策は。

 補助制度創設や研修会開催で公立同様の水準を確保。

意見 補助金制度も必要だが、保育士等処遇改善を行なわなければ、障がい児童受け入れの保育士確保は困難。

 民間幼稚園入園を拒まれる障がい児童が公立を利用している事がある。又、障がい児童受け入れ市補助制度もない。民営化後、公立同様の受け入れは可能か。

 民間幼稚園で同様の対応は困難と考える。

 民間認定こども園の幼稚園部分の障がい児童受け入れに市が補助すべきでは。

 現在、補助の適用はない。今後の検討課題と考える。